Pixel 8aは、Googleから発売されている人気スマホですが、キャリアでの取り扱いは
- docomo
- au
- Softbank
- ワイモバイル
となっております。
そのため、
楽天モバイルでPixel 8aは使えるの?
と気になっている方もいると思います。
本記事では、Pixel 8aが楽天モバイルで使えるかどうか、実機での検証を通じてわかりやすく解説していきます。
結論:Pixel 8aは楽天モバイルで問題なく使えます
結論から言えば、Pixel 8aでは楽天モバイルを問題なく使うことができます。
また、Pixel 8aはデュアルSIMにも対応しており、楽天モバイルとdocomo回線、のように2つのSIMカードを同時に使うこともできます。
これらは、筆者が自分のPixel 8aできちんと検証しました!
楽天モバイル公式情報を確認
まずは、楽天モバイル公式の情報を確認してみましょう。
楽天の公式ページによれば、「Rakuten最強プランのすべての機能が使える「楽天回線対応製品」」の中にPixel 8aが記載されています。
参考:楽天回線対応製品
実際に楽天モバイルのPixel 8aの対応状況のページを見ると、
- 4Gデータ通信
- 5Gデータ通信
- 通話
- SMS
- APN自動設定 海外/国内
- ETWS(緊急地震速報等の受信)
- 110/119通話などでの高精度な位置情報測位
- nanoSIM/eSIM
が利用可であると明記されています。
基本的に、全面的にPixel 8aは楽天モバイルで利用できるということですね!
バンドの確認
やや細かい話になりますが、モバイル回線の電波の周波数帯はバンドと呼ばれており、各キャリア・各スマホで異なるバンドを利用しています。
キャリアが利用しているバンドとスマホが対応しているバンドが多ければ多いほど、快適に通信を行うことができます。
ここでは、Pixel 8aと楽天モバイルの対応バンドの状況を確認してみましょう。
楽天モバイルのバンド | 用途 | Pixel 8a対応 |
---|---|---|
Band 3 | 主力バンド | 対応 |
Band 18 | パートナー(au)バンド | 対応 |
Band 26 | パートナー(au)バンド | 対応 |
Band 28 | プラチナバンド | 対応 |
n77 | 5Gサブ6 | 対応 |
n257 | 5Gミリ波 | 非対応 |
やや内容が細かいので、重要な点を3つご紹介します。
- 楽天モバイルの主力バンド(Band 3)に対応
- 楽天モバイルが今後力をいれるプラチナバンド(Band 28)に対応
- 5Gのメインのバンド(n77)には対応しているが、ミリ波帯(n257)には非対応
簡単に言えば、楽天モバイルのメインバンドには完全に対応しており、今後拡大されるであろう、つながりやすいバンド(プラチナバンド)にも対応します。
5Gも基本的に使えますが、ミリ波と呼ばれる(正直あまり普及していない)バンドには非対応です。
Pixel 8a実機で楽天モバイルを使ってみました
楽天モバイル公式がどう言おうと、バンドがいくら対応していても、実機で使えないのでは意味ないですよね?
本記事では、Pixel 8aの実機で楽天モバイルを使用してみました。
Pixel 8aは楽天モバイルのセットアップも簡単
Pixel 8aはeSIMに対応しています。
楽天モバイルではeSIMを利用できますので、eSIMを設定するだけで、楽天モバイルを利用することができます。
筆者は機種変更だったので、楽天モバイルのeSIMを再発行することで対応しました。
楽天モバイルの機種変更方法は、公式サイト
当然、新規契約の場合も、eSIMをダウンロードするだけでPixel 8aで利用することができるようになりますので、開通手続きはスムーズであると考えて良いでしょう。
Pixel 8は楽天モバイルのAPN自動設定対応機種なので、別途APN設定を自分で行う必要もありません!
いい時代になりました…
Pixel 8aから楽天モバイルで実際に通信してみた
Pixel 8aでは楽天モバイルの4G・5Gともにつなげることができます。
実際にスピードテストを行ったのが、以下の写真です。
楽天LINKでの無料通話も問題なくできました。
結論としては、Pixel 8aと楽天モバイルの相性は最高ということです!
また、楽天モバイルの回線経由で緊急地震速報の受信もできています。
万が一の時でも安心ですね!
Pixel 8aはデュアルSIMに対応
また、Pixel 8aはデュアルSIMにも公式で対応しています。
参考:Google Pixel でデュアル SIM を使用する方法 – Google Pixel ヘルプ
DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)が可能で、1回線目に楽天モバイル、2回線目にpovoを利用し、維持費を抑えつつ、災害時に備えるといった運用も可能です。
筆者は楽天モバイルとpovoを同時に利用し、通信量を抑えつつ、万が一通信障害が起こっても通信ができるように予備として2回線利用する運用をしています。
注意点として、Pixel 8aは物理SIMトレイが1つのみですので物理SIMの利用は1枚までです。
そのため、eSIMを利用することでデュアルSIM機能に対応するという形になっています。
一部の記事では「eSIMのデュアルスタンバイには非対応」との情報もありますが、少なくとも筆者の環境では、楽天モバイルとpovoの2つのeSIMを使って、デュアルスタンバイをすることができています。
まとめ
Pixel 8aはミドルレンジの超優秀なスマホですが、楽天モバイルというコスパに優れた回線にも対応しており、まさに鬼に金棒となっています。
楽天モバイルとの相性については、5Gのミリ波というメジャーではないバンドのみ対応していませんが、その他はプラチナバンドも含めて全面的に対応しています。
しかも、povoなどのサブ回線も同時に利用することができ、
- 災害や通信障害に可能な限り備えたい人
- 電話番号が2つ必要な人
にも安心して利用できるスマートフォンとなっています。
そんなPixle 8aですが、円安の影響や物価高を受け、やや値段が上がっています。
そこで、下の記事ではPixel 8aを安く購入する方法をまとめていますので、ぜひご覧ください!
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