中古スマホを購入する際に、

中古スマホということは、使える年数が新品に比べて短いのかな…
と不安に思う方もいらっしゃると思います。
本記事では、
- 中古スマホの寿命・どれくらい使えるか
について解説していきます。
結論:中古スマホの寿命は発売時期による
結論から言えば、中古スマホの寿命は、そのスマホが発売された時期によります。
一つの目安として、下の計算式を参考にしてください。
4年-{(中古スマホの入手時)-(そのスマホの発売時期)}=中古スマホの寿命の目安
例えば2022年7月に発売されたPixel 6aを2023年1月に購入した場合、
4年-{2023年1月-2022年7月}
= 4年-6ヶ月
= 3年半
が一つの目安となります。
中古スマホが寿命を迎える理由
そもそも中古スマホはどうして寿命を迎えるのでしょうか。
原因としては大きく分けて2つあります。
それぞれについて詳しく解説していきます。
スマホのハード的な寿命について
スマホの故障・寿命の多くは、ハード的な要因によります。
具体的には、以下のようなパターンがあります。
- 落下や水没等による物理的な破損
- バッテリーの劣化による電池持ちの極端な悪化
1の物理的な破損については、普段からスマホにケースをつけたり、水気のあるところから遠ざけるといった原始的な方法でしか対応できません。
2のバッテリーの劣化については、一定程度気をつけようはあるものの、スマホのバッテリーの仕組み上避けられないものでもあります。


バッテリーが極端に劣化すると、
- スマホの使用中に電源が落ちる
- そもそもスマホの電源が入らなくなる
- バッテリーが膨張する
といった事象が発生します。
このような状態になると、そのスマートフォンは寿命を迎えたと言って良いでしょう。



スマホの寿命は、事実上バッテリーの寿命と言えるかもしれません。
スマホのソフト的な寿命について
スマホはソフト上の問題で寿命を迎えることもあります。
つまり、スマホのサポートが打ち切られ、最新のアップデートを受け取れなくなると、一般的にそのスマホは実用に向かなくなってしまいます。
このようなソフト面での寿命は、iPhoneとAndroidスマホで状況が異なるため、分けて解説します。
iPhoneのソフトウェアアップデートについて
iPhoneは、非常に長い期間ソフトウェアアップデートを配信することで知られています。
例えば、2016年9月に発売されたiPhone 7は、2022年9月に配信されたiOS15の対象となっており、6年にも渡ってアップデートがなされていたことになります。
参考リンク:iOS 15.5をサポートしているiPhoneのモデル
これはiPhone 7に限った話ではなく、どのiPhoneでもおよそ4~7年のOSアップデートがされています。
Androidのソフトウェアアップデートについて
iPhoneとは異なり、Androidスマートフォンはアップデート期間が短い傾向にあります。
例えば、AQUOSは
シャープは、発売から2年間、最大2回のOSアップデートをお約束します。
OSバージョンアップ情報|サポート|AQUOS:シャープ
としています。
Galaxyは
一部のGalaxyモデルを対象に4世代のAndroidオペレーティングシステム(OS)のアップグレードサポートを提供いたします。
4世代Android OSアップグレードをサポート
としています。
これでも以前に比べてアップデート期間は大幅に伸びてきていますが、iPhoneに比べると短い傾向は変わりません。
スマートフォンの一般的な寿命
スマートフォンの寿命について、複数の観点から検討していきます。
結論としては、新品のスマホの寿命はおよそ3~5年とみるのが良いでしょう。
内閣府データからみる寿命
内閣府「<二人以上の世帯>第4表主要耐久消費財の買替え状況(令和4年4月~令和5年3月)」によれば、携帯電話(ガラケーも含む)の平均使用年数は4.4年です。
そのうち38.7%は、「故障」による買い替えで、30.6%は「上位品目」への買い替えでした。
よってこのデータによれば、スマホの寿命としてはおよそ5年程度とみるのが適切であると考えられます。
スマホのバッテリーからみる寿命
NTT DoCoMoテクニカル・ジャーナル Vol. 13 No.4「NTT DoCoMoテクニカル・ジャーナル Vol. 13 No.4」によれば、800回充電を繰り返すと、電池容量は元の20~60%程まで減少するとされています。


Appleの公式サイトでも同様の情報が記載されています。
通常のバッテリーは、通常の条件下で使用された場合、フル充電サイクルを 500 回繰り返した後も本来の蓄電容量の最大 80% を維持するよう設計されています。
iPhone のバッテリーとパフォーマンス
そのような事実を前提に、一般的にスマホのバッテリーは500回の充電サイクル(0%から100%の満充電まで)で寿命を迎えるとされます。
毎日0%→100%まで満充電することは多くないので、2日で1回の充電サイクルを繰り返すと考えると、スマホのバッテリーの寿命はおよそ3年程度であると言えます。
アップデート期間からみる寿命
「スマホのソフト的な寿命について」で確認した通り、iPhoneは4~7年程度の、Androidは2~5年程度のメジャーアップデートが受け取れます。
しかしメジャーアップデートが打ち切られたとしても、即座にそのスマホが使えなくなるわけではありませんから、アップデート期間がスマホの寿命のネックになることは多くないでしょう。
中古スマホの寿命の目安の計算
上で確認したとおり、新品のスマホの寿命はおよそ3~5年となります。
そのため中古スマホの寿命は、入手時にすでに使用していた期間を引き算すれば良いです。
結論としては、
4年-{(中古スマホの入手時)-(そのスマホの発売時期)}=中古スマホの寿命の目安
となります。
例えば2022年7月に発売されたPixel 6aを2023年1月に購入した場合、
4年-{2023年1月-2022年7月}
= 4年-6ヶ月
= 3年半
が一つの目安となります。



この式はあくまでも目安なので、これより長いことも短いことも大いにあります。
参考程度までに!
中古スマホの寿命を伸ばすための方法
スマートフォンは現代の生活にとって必要不可欠なデバイスとなり、中古スマホを使用している人々も少なくありません。
そのため、中古スマホの寿命を伸ばすための戦略は非常に重要です。
ここでは、中古スマホの寿命を伸ばすための方法を2つ解説します。
ソフトウェアのアップデートを忘れずに
最初に覚えておくべき事項は、定期的なソフトウェアのアップデートです。
ソフトウェアのアップデートは、スマホのパフォーマンスを最適化し、新しい機能を追加し、セキュリティを強化するために必要不可欠です。
また、スマホのメモリを定期的にクリアすることで、スマホの動作をスムーズに保ち、寿命を延ばすことが可能です。
これらの作業は、スマホの使用経験を向上させ、寿命を延ばすための重要なステップです。
物理的なケアも重要
次に注意すべきは、スマホの物理的なケアです。
スマホは日常的に使用され、落下や衝撃による損傷のリスクが常に存在します。
そのため、適切な保護ケースやスクリーンプロテクターを使用することで、これらのリスクを軽減することができます。
また、スマホを適切な温度と湿度の環境下で保管することも、スマホの内部部品を保護し、機能の劣化を防ぐ上で重要です。
それにもかかわらず、これらのアドバイスはあくまで一部です。
中古スマホの寿命は、そのスマホがどれだけ使われてきたか、元々の品質やメンテナンスの状況などに大きく影響されます。
したがって、中古スマホを購入する際は、それらの要素を注意深く考慮に入れることが重要です。
それぞれのスマホは異なる寿命ですので、自分の使用状況とニーズに最適なスマホを見つけることが最善の戦略となります。
中古スマホを選ぶ際は、寿命を考慮に入れ、価格だけでなく品質や特性、保証なども考慮することが重要です。
これらの点を心掛ければ、中古スマホの寿命を最大限に伸ばすことが可能です。
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