中古スマホを買うにあたって、できるだけ安く購入したいと思いますよね。
実は、中古スマホの中には、たった5,000円で買えるモデルも存在しています。
本記事では、
- 5,000円以下の中古スマホで何ができる？
- 5,000円以下のおすすめ中古スマホ
について解説していきます。
5,000円以下の中古スマホの特徴
結論から言えば、5,000円以下で購入できる中古スマホでできることは、必ずしも多くはありません。
5,000円以下で購入できる中古スマホの特徴として、以下のような点が挙げられます。
- エントリーモデル（低価格・初心者向けのスマホのこと）である
- そのため、元々スマホのスペックが低い
- 発売から、少なくとも5年以上経っている
- 現在のアプリやゲームを動かすために必要な能力が欠けていることがある
- そのためアップデートは打ち切られており、アプリをそもそも使えないことが多々ある
- 端末が経年劣化している
- 見えるキズはもちろん、バッテリーの劣化も進んでいる
日常使いとかをするには難しいっていうこと？
5,000円以下の中古スマホをメイン端末として使うのは、ちょっと現実味がないですね…
定点カメラや、カーナビ専用機など、サブ端末として使うのが丁度よいと思います。
5,000円以下の中古スマホでできること・できないこと
5,000円以下の中古スマホでできることは、おおむね以下の通りです。
- LINEの送受信
- 軽いウェブサイトを閲覧する
- 電話をする
- 地図を見る
- カメラを使う
これらの、いわゆるスマホの基本的な使用には耐えます。
一方で、できないこととしては以下のような点が挙げられます。
- 3Dゲームをする
- 動画編集など、重い処理をする
- 品質の良い写真を撮影する
- 大量の写真・音楽を保存する
- 最新のアップデートを受け取る
本当にサブ端末として割り切るなら、使えないこともないかな…？
個人的には、新しいアップデートを受け取れないのが非常に手痛いと考えています。
セキュリティー上の脆弱性などが残ったままなので、個人情報などを入れるのには向いていません。
しかも、新しいアプリなどでは、そもそも古いスマホは非対応となっていることも多々あります。
そのため、特殊な事情がある場合以外は、5,000円以下の中古スマホはあまおすすめできません。
じゃあどれくらいの値段を出せば、キチンとした中古スマホが購入できるの？
もっともコスパに優れている中古スマホの価格帯は、5万円～です。
例えば、5万円台前半で購入できるPixel 7aは、非常にハイスペックで、コスパに優れています。
| 価格帯 | 特徴 |
|---|---|
| ～5,000円 | 低スペックかつ、発売から長い時間が経った中古スマホがメイン。 OSのアップデートが打ち切られていることも多く、メイン使いには向かない。 |
| 5,000円～2万円 | 発売からそれなりに時期がたった、比較的低スペックな中古スマホが購入できる。 LINEやwebブラウジング（インターネット閲覧）といった簡単な作業であればこなせるが、ゲームをするなどといった重い作業はできない。 >>【2万円以下】オススメの中古スマホを4つ厳選！ |
| 2万円～5万円 | 機種をきちんと選べば、それなりに重い作業でもできる。しかし、3Dゲームや動画編集といったガッツリとした作業には向かない。 |
| 5万円～8万円 | 新品の現行スマホの未使用品を購入することができる。（例：Pixel 7a） スペック的に不足を感じる人はほとんどいなくなる。最もオススメできる価格帯。 |
| 8万円～ | 相当スペックの高い中古スマホを購入できる。 一般的にここまで高い中古スマホを購入する必要はないが、新しいiPhoneやGalaxyといったハイスペックのスマホがどうしても欲しい人向けの価格帯。 |
もうちょっとだけお金を出してもいいからおすすめな中古スマホを知りたいな
という方は、こちらの記事を合わせてご覧ください。
5,000円以下で購入できるおすすめの中古スマホ
ここからは、5,000円以下で購入できる中古スマホをご紹介していきます。
前提として、5,000円以下で購入できるiPhoneはiPhone 6以前のみであり、さすがに利用に困難が多いため、本記事ではAndroidのみの紹介となります。
本記事でおすすめするのは、
の3つです。
この中では、3番の「AQUOS sense3」が最も発売日が遅く（2019年）、実用性が高いです。
Xperia Z5 Compact
Xperia Z5 Compactは2015年11月にSonyから発売されたスマホです。
Sony版であれば、Android 6.0まで対応しています。
Antutuスコアは74000点で、重い処理をこなすことはできません。
参考：AnTuTu test for mobile phone Sony Xperia Z5 Compact
中古スマホ専門店であるイオシスでは、3,980円～で発売されています。
arrows Be F-05J
arrows Be F-05Jは2017年6月に富士通から発売されたスマートフォンです。
Android7.1.1を搭載しています。
堅牢度を売りにしており、1.5mの高さから落としても、画面が割れないことを確認するテストに合格しています。
参考：arrows Be F-05J 製品特長（安心） – スマートフォン – FMWORLD.NET（個人） : 富士通
Antutuスコア（v8）は266078点で、やはり重い処理には向きません。
参考：Fujitsu arrows Be F-05Jのスペック、特徴、価格、対応バンド、Antutuスコア、レビュー、口コミ – ガジェオタ
イオシスではCランク品（経年劣化に該当しない目立つ傷、ひび割れ、付帯パーツの劣化または欠品などの状態が見られる商品）が4,980円で販売されています。
【最もおすすめ】AQUOS sense3
AQUOS sense3は2019年11月にSHARPから発売されたスマートフォンです。
本記事で紹介している3端末の中では、最も新しく、Android 11まで対応しています。
参考：au Android 11対応 OSアップデート｜OSバージョンアップ情報｜サポート｜AQUOS：シャープ
また、Antutuスコア（v8）も90298点と比較的高いですが、やはり重い処理には向かず、サブ端末としての活躍がメインとなるでしょう。
参考：AQUOS sense3/メモリ4GB（Snapdragon 630）の実機AnTuTuベンチマークスコア – ガルマックス
指紋認証・顔認証に対応しており、ロックの手間を省くことができるのも良い点です。
イオシスでは、Cランク品（経年劣化に該当しない目立つ傷、ひび割れ、付帯パーツの劣化または欠品などの状態が見られる商品）が4,980円で販売されています。
なお、AQUOS sense3は
- lite
- basic
- plus
という他シリーズも存在しており、5,000円近辺の価格で購入することができます。
おすすめな中古スマホ
以上、5,000円以下で購入できる中古スマホを3つに絞ってご紹介してきました。
本記事で確認した通り、5,000円以下で購入できる中古スマホはどうしてもスペックが低くなりがちであり、特定の用途にしか向かないです。
そのため、メインスマホとしての利用を考えているのであれば、5万円代の中古スマホが最もコスパに優れており、おすすめの価格帯となります。
おすすめの中古スマホはこちらの記事で解説しています。
中古スマホはどこで買うのがおすすめ？
中古スマホを買おうと思っても、どこで買えばいいかよく分からないよ…
本記事では、低価格帯の中古スマホをご紹介しましたが、低価格帯ではイオシスの一強です。
一方で、iPhoneを購入したり、実際にスマホ本体を見て購入したりする場合には、他のサービスも有力な候補になってきます。
おすすめの中古スマホの購入の方法はこちらの記事から。
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