この記事は
今のスマホの調子が悪くなってきた…
そろそろ新しいスマホが欲しいけれど、お金はかけたくない…
という方へぴったりです!
中古スマホであれば、なんと2万円以下で購入することも可能です。
そこで本記事では、スマートフォンとしては破格の値段である2万円以下の中古スマホに絞って、4機種ご紹介します。
今使っているスマホとOSを揃えよう
まず中古スマホを購入するにあたって気を付けてほしいポイントとして、今使っているスマホと同じOSのものを選ぶべきであるというものがあります。
現在、既にお持ちのスマホと同じOS(iOS、Androidなど)の端末を選びましょう。
つまり、
- 今iPhoneをお使いの方はiPhoneを購入する
- iPhone以外をお使い(Androidを使っている)方はAndroidを購入する
のが、圧倒的にオススメです。
一言で言えば、同じOS間であればデータの引き継ぎが楽で、データが上手く移せないといったトラブルが生じる可能性が大幅に低くなります。
また操作にも慣れているため、乗り換え後もスムーズに使い続けることができます。
同じOSのスマホを強くオススメする理由はこちらの記事で詳細に解説していますので、合わせてお読み下さい。
2万円以下のスマホの特徴
まずは、価格帯ごとの中古スマホの特徴について確認してみましょう。
価格帯 | 特徴 |
---|---|
~5,000円 | 低スペックかつ、発売から長い時間が経った中古スマホがメイン。 OSのアップデートが打ち切られていることも多く、メイン使いには向かない。 >>【格安】5000円以下で買えるおすすめ中古スマホ |
5,000円~2万円 | 発売からそれなりに時期がたった、比較的低スペックな中古スマホが購入できる。 LINEやwebブラウジング(インターネット閲覧)といった簡単な作業であればこなせるが、ゲームをするなどといった重い作業はできない。 >>【2万円以下】オススメの中古スマホを4つ厳選! |
2万円~5万円 | 機種をきちんと選べば、それなりに重い作業でもできる。しかし、3Dゲームや動画編集といったガッツリとした作業には向かない。 |
5万円~8万円 | 新品の現行スマホの未使用品を購入することができる。(例:Pixel 7a) スペック的に不足を感じる人はほとんどいなくなる。最もオススメできる価格帯。 |
8万円~ | 相当スペックの高い中古スマホを購入できる。 一般的にここまで高い中古スマホを購入する必要はないが、新しいiPhoneやGalaxyといったハイスペックのスマホがどうしても欲しい人向けの価格帯。 |
2万円以下のスマホってほとんど聞いたことがないけど…
実際その通りで、新品のスマホではまず2万円を切ることはありません。
ただ、型落ちの中古スマホであれば、2万円以下でも購入できることがあります。
2万円以下で購入できる中古スマホは、基本的に以下のどれかに当てはまります。
- 5年ほど前に発売されたスマホである
- エントリーモデル(比較的スペックが低く、元々の価格が安いスマホ)である
- 画面にヒビが入っているなど、現在の状態が良くない
せっかく購入しても、現在のスマホの状態が良くないのでは使えませんので、
- 発売から時間が経っている
- 元々安いスマホ
が特に狙い目になります。
状態が良くない中古スマホを購入しても、日々のちょっとしたストレスが気になることが多いです。
例えば、画面のヒビ割れは使用上問題はありませんが、動画を見る時に気になったりしますよね。
ここからは、各OSごとにおすすめの2万円以下のスマートフォンをご紹介していきます。
現在iPhoneをお使いの方
2万円以下でオススメできるiPhoneは
- iPhone 8
- iPhone SE(第1世代)
です。
オススメ①:iPhone 8
iPhone 8は2017年9月に発売された端末です。
以下、iPhone 8のメリット・デメリットを簡単にまとめていきます。
iPhone 8のメリット
- 2025年までサポートの対象になる見込み
- 新しいiPhoneに比べて、小型・軽量で扱いやすい
- iPhone 14に比べて10万円ほど安い
サポート対象期間について
Appleは、iPhoneは発売終了から最低5年間、修理サービス等の対象としています。
参考リンク>>保証期限の切れた Apple 製品の修理サービスを受ける
iPhone 8は2022年4月に終売しているので、2025年までサポートの対象となります。
今購入しても、十分長い期間サポートを受けられる!
iPhone 8は小型・軽量
iPhone 8は148gと軽量である上、4.7インチと小型になっています。
iPhone SEとほぼ全く同じ大きさです。
比較対象として挙げると、最新のiPhone 14は172gで6.1インチです。
iPhone 14はiPhone 8の1.2倍くらいの重さになっています。
重いスマホは嫌だ…という人にはオススメのポイント
iPhone 8は破格の値段
iPhone 8の最大のメリットは価格の安さでしょう。
イオシスでのiPhone 8の価格
中古スマホ専門店である「イオシス」では、最低14,800円~販売しています。
14,800円で販売されている端末は、ランクC(経年劣化に該当しない目立つ傷、ひび割れ、付帯パーツの劣化または欠品などの状態が見られる)商品で、ネットワーク利用制限が△となっています。
ネットワーク利用制限についてはこちらの記事を確認してください。
>>ネットワーク利用制限とは?三角△のスマホを買っても大丈夫?
iPhone 14が12万円~で販売されていることを鑑みると、10万円ほど安く買えることになります。
イオシスについての詳細はこちらから!
にこスマでのiPhone 8の価格
同じく、中古スマホ専門店の「にこスマ」では、20,500円~販売されています。
ちなみに20,500円のiPhone 8はランクCで、バッテリー残量が80%のものです。
「にこスマ」ではバッテリー残量が明記されているので、バッテリーの劣化が気になる方は、にこスマの方がオススメです。
中古スマホのバッテリーについては、こちらの記事が詳しいです。
>>【中古スマホ】バッテリーの劣化は大丈夫?残量の確認方法は?
iPhone 8は5年前に発売されたスマホなので、バッテリーが多少なりとも劣化している可能性が高いです。
そのため、若干価格は高くなりますが、バッテリー残量が確認できる「にこスマ」で購入するのがオススメです。
iPhone 8のデメリット
- 5年前の端末なので、スペックは新しいiPhoneに大きく劣る
- カメラはシングル(単眼)
iPhone 8のスペックは高くない
iPhone 8はA11と呼ばれるチップを搭載しています。
最新端末であるiPhone 14はA14と呼ばれる、3世代新しいチップを搭載していますので、スペックでは大きく水を開けられています。
そのため、
- メール
- LINE
- Twitter・InstagramといったSNS
- Youtubeでの動画閲覧
といったことは問題なく出来ますが、
- 原神・PUBGのような3Dゲーム
- 動画編集
には適していません。
そんなに重い作業をしないのであればiPhone 8でも問題ありませんが、ゲーム目的で購入するといったことはオススメできません。
iPhone 8はカメラ性能が高くない
最新の最上位機種であるiPhone 14 Pro Maxはカメラを3つ搭載しています。
また、メインカメラには48MPという高性能カメラを使用しています。
一方で、iPhone 8は12MPの単一カメラです。
とは言っても、光学式手振れ補正に対応するなど、最低限の機能は搭載しています。
カメラにこだわりがないのであれば、オススメ。
正直、最近のスマホのカメラは高性能化が進みすぎていて、違いが分からない…
オススメ②:iPhone SE(第1世代)
iPhone SE(第1世代)(以下iPhone SE1)は2016年3月に発売されたスマホです。
iPhone 6sより後で、iPhone 7より前に発売されました。
最新OSであるiOS 16には非対応です。
iPhone SE1のメリット
- 1万円程度で購入でき、とにかく安い
iPhone SE1のメリットは、とにかく安いということに尽きます。
イオシスでは6,980円~購入できます。
また、にこスマでも10,000円~販売しています。
最低、1万円を切る価格でiPhoneが買える!
iPhone SE1のデメリット
- 最新のOSに非対応
- スペックも控えめ
「安かろう悪かろう」という言葉がありますが、安さの裏には訳があります。
iPhone SE1は最新OSであるiOS16に非対応です。
決してサポートされない訳ではありませんが、不安要素の1つになりそうです。
搭載チップもA9チップであり、iPhone 8の更に2世代前、最新機種iPhone 14の5世代前となっています。
そのため、
- メール
- LINE
- Twitter・InstagramといったSNS
といった限定的な用途に限られてしまいます。
本当にスマホをあまり使わないという人には向いているかもしれません。
もう少ししっかりしたiPhoneが欲しい人には、2万円を越えてしまうけれど、3万円程度で買えるiPhone SE(第2世代)がオススメ。
iPhone SE(第2世代)など、2万円を越えているけれど、よりハイスペックなiPhoneについてまとめた記事はこちら。
現在Androidをお使いの方
Androidでは、iPhoneに比べてそもそも定価が安いスマホが多いので、2万円以下で購入できるスマホの幅も広くなります。
そのうち、特にオススメできる機種を2つご紹介します。
オススメ①:Galaxy A22 5G
Galaxy A22 5G(SC-56B)は、Galaxyから2021年12月に発売されたスマートフォンです。
海外では似たスペックの製品が先んじて販売されていましたが、日本ではスペックを少し落として、ドコモ限定で販売されました。
2022年12月現在では、ドコモからの公式販売は終了しました。
Galaxy A22 5Gの詳細な実機レビューをご覧になりたい方は、こちらから。
Galaxy A22 5Gのメリット
- 安さの割に、十分なスペック
- 電池持ちが良い
- 発売されてからそれほど時間が経っていないので、まだサポートが期待できる
Galaxy A22 5Gはめっちゃ安い
A22は未使用品であっても14,800円で購入できます。
中古美品であるAランクであれば、11,800円~という破格の安さになります。
A22の最大のメリットと言って良いでしょう。
Galaxy A22 5Gは十分なスペック
筆者は、A22を実際に購入し使用していますが、
- メール
- LINE
- Twitter・InstagramといったSNS
- クラロワのような軽いゲーム
は問題なくできます。
また、本体のストレージは64GBと小さめですが、1TBまでのSDカードを利用することもできます。
さらに最近のAndroidスマホとしては珍しく、イヤホンジャックも搭載しています。
加えて、今時の端末らしく、おサイフケータイにも対応しているので、モバイルSuicaも利用できます。
電池持ちが良い
A22は電池持ちが非常に良いです。
廉価機種であるにも関わらず、4,000mAhという大容量のバッテリーを搭載しています。
筆者の端末では、1日中放置しても10%もバッテリーが減りませんでした。
Galaxy独自の省電力機能も相まって、バッテリー持ちは非常に良い!
Galaxy A22 5Gは2021年発売の端末
A22は比較的新しい端末ですので、暫くはサポートの対象になると考えられます。
そのため、Androidのセキュリティパッチなどが配布された場合は、A22も受け取れる可能性があります。
一方で、前機種A21はメジャーアップデート(Androidのバージョンアップデート)を1回しか受けられませんでした。
そのため、A22もAndroid 12までのアップデートで終了し、Android 13を受け取れない可能性があります。
Android 13を受け取りたい方は、指紋認証にも対応した後継機種であるA23を待つのも1つの手かもしれません。
なおA23は2022年10月から、
などから発売されています。
Galaxy A23の価格は36,000円ほど。
A22と比べると、3倍ほどの価格になっています。
Galaxy A22 5Gのデメリット
- スペックは控えめ
- カメラ性能には期待できない
- 指紋認証非搭載
A22のスペックは決して高くはない
A22はMediaTek製のSoC(スマホの脳みそ)を搭載しています。
これは、廉価機種に搭載されるSoCで、決してスペックも高くはありません。
筆者もA22を利用していると、「最新機種に比べてワンテンポ反応が遅いな…」と感じることがあります。
スマホにサクサクとしたレスポンスを求めるのなら、A22はオススメできません。
カメラには期待できない
A22はカメラを搭載していますが、13MPの単眼カメラです。
そのため、画質は現行の上位機種に及びません。
記録用としては全く問題ないけど、「しっかりキレイな写真が撮りたい!」という要望には応えられないかも…
指紋認証非搭載
意外とストレスになるかもしれないポイントです。
A22は顔認証のみ対応で、指紋認証に非対応です。
顔認証も精度が決して高いわけではなく、暗い所などでは、PINコードを打つハメになることも多々あります。
指紋認証が必要なら、下で紹介するarrows Weの方がオススメ。
オススメ②:arrows We
arrowsから発売されているエントリーモデルです。
立ち位置としては、Galaxy A22 5Gと近い機種になります。
A22と同じく、2021年12月に発売されており、新品の価格も21,450円(ドコモ)~27,360円(SoftBank)と似た価格帯に属しています。
arrows Weのメリット
- 未使用品でも15,800円と超安価。キズありなら1万円を切る価格。
- おサイフケータイ・指紋認証搭載
- 防水、防塵にそれなりに対応
arrows Weは安い
arrow WeはCランクの商品であれば、1万円を切る価格で購入できます。
未使用品であっても、15,800円で購入できます。
arrows Weは
- Softbank
- au
- ドコモ
の3キャリアから販売されています。
そのため、ご利用予定のキャリアと同じキャリアから販売されている端末を購入しましょう。
便利な機能も搭載
arrows Weはおサイフケータイを搭載しており、モバイルSuicaやiDを使うことが出来ます。
また、ボディーの背面に指紋認証を搭載しており、ロック解除も容易に行うことが出来ます。
外部SDカードにも対応しており、最大1TBまでの拡張に対応しています。
イヤホンジャックもあり、現在のスマホにしては珍しく、直接有線イヤホンを利用できます。
防水、防塵にそれなりに対応
防水(IPX5/IPX8)・防塵(IP6X)に対応しています。
例えば、端末を石鹸で水洗いすることが出来ます。
ただし、ハイスペックな防水・防塵ではないので、あくまでもちょっとした水や砂に耐えられる程度であると考えておくと良いでしょう。
arrows Weのデメリット
- エントリーモデルなので、スペックは決して高くない
- 172gとスペックの割にやや重め
スペックは控えめ
SoCはSnapdragon 480を利用しています。
Snapdragonの廉価機種向けのSoCですので、スペックは抑えめとなっています。
- 重い3Dゲーム
- 動画編集
といった処理には向いていません。
重量がやや重め
arrows Weは5.7インチとやや小ぶりですが、その割には172gと若干重いです。
最新機種であるiPhone 14がちょうど172gですので、iPhoneと同じくらいの重さとイメージしていただけると良いと思います。
オススメ③:Pixel 4a(5G)
2020年10月に発売されたGoogle謹製のスマートフォンです。
Pixel 4a(5G)の簡易スペック
ディスプレイ | 6.24インチ |
重さ | 168g |
チップ | Snapdragon 765G |
ベンチマーク | Antutu8 : 325000 |
その他 | イヤホンジャック、指紋認証あり |
発売時の定価は53,000円でした。
発売から3年ほど経っていますが、2023年11月までAndroidのバージョンアップデート、セキュリティーアップデートの対象になるとされています。
参考:Google Pixel にソフトウェア アップデートが提供されるタイミング
セキュリティーアップデートが打ち切られると、すぐに使えなくなるというわけではありませんが、ややセキュリティー上の不安が残ってしまうというのが最大のデメリットです。
一方で、スペックとしては十分高く、Antutu8(ベンチマークアプリ)でも325000点と必要ラインの点数は獲得しています。
そのため、主にサブスマホとして活躍すること間違いないでしょう。
現在、イオシスではCランク品(傷などが多くあるもの)が17,800円で販売されており、2万円を切る価格で購入できます。
今まで紹介した中では、比較的高額だけど、それに見合ったスペックは有しています。
まとめ
以上、2万円以下で購入できる中古スマホをご紹介してきました。
もう少し高くても良いから、サクサク使えるスマホが良いな…
という方は、下の記事も合わせてお読み下さい。
iPhoneをお探しの方はこちら
Androidをお探しの方はこちら
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