中古スマホ販売業者として、最も有名な業者の1つであるイオシス。
イオシスは老舗ということもあり、サービスが非常に高品質で、安定感があります。
イオシスでは様々な種類のスマホを比較的安く購入することができます!
しかし主にiPhoneで問題となるのですが、バッテリーの健康度(バッテリー残量・バッテリー状態)が確認出来ないという大きなデメリットを抱えています。
本記事では、
- イオシスではスマホのバッテリー残量が公開されていないことの詳細
- 残量が公開されていない理由
- バッテリーが劣化した商品を回避する方法
について解説しています。
イオシスの詳細なレビューについては、下の記事をご覧ください。
結論:イオシスではスマホのバッテリー残量・状態を確認できない
結論から言えば、イオシスではスマホのバッテリー残量やバッテリーの劣化具合について確認することが出来ません。
また、商品ランクの判断基準にバッテリー残量は関係していません。
そのため、最も低いランクであるCランクのスマホであっても、バッテリーが劣化していないケースは十分にあります。
バッテリー残量・バッテリー状態とは
当たり前みたいに言っているけど、そもそもバッテリー残量って何?スマホの右上に出ているバッテリーの%とは違うの?
スマホの右上に出ている数字とは別物です!
バッテリー残量とはスマホのバッテリーの劣化度合いを表した数値です。
バッテリー残量とは
スマホのバッテリーの劣化度合いを表した数値です。
一般的に、パーセント(%)を用いて表されます。
例えばバッテリー残量が90%の場合、元々のバッテリーの能力に比べて、90%ほどしかバッテリーが機能しないということです。
一回の満充電で10時間持つスマホだった場合、満充電しても9時間しか持たないということになります。
リチウムイオン電池は充電によって劣化する
現在のスマホの多くは、リチウムイオン電池を搭載しています。
リチウムイオン電池はとてもパワフルで使い勝手の良い電池なのですが、充電を繰り返すと劣化していくという短所も持ち合わせています。
こちらの研究結果によれば、400回の充電を繰り返すと、電池容量が元の80%程度までに減少することがわかりますね。
また、800回充電を繰り返すと、電池容量は元の20~60%程まで減少してしまいます。
中古スマホとバッテリーの劣化について、詳細が知りたい方はこちらの記事をご覧下さい。
スマホではバッテリーの劣化状況を確認できる
スマートフォンは充電を繰り返すと、バッテリーが劣化するということがお分かり頂けたと思います。
そこで、スマートフォンでは、バッテリーがどれほど劣化しているかを確認することが出来ます。
各スマートフォンでバッテリーの劣化度合いを調べる方法については、下の記事で詳細に解説しています。
イオシスではバッテリーについての記載がない
上述の通り、iPhoneなどでは非常に簡単にバッテリーの劣化度合いを確認することができます。
しかしイオシスで販売されている中古スマホには、バッテリー容量についての記載がありません。
そのため
秋葉原の店舗で中古iphoneを購入する際、念のためバッテリーの状態(%)を確認させて下さいと頼みましたが出来ないと却下されました。商品を選ぶのに重要な条件なのに開示していないのは残念です。
みん評
といったレビューもあります。
バッテリー残量は非常に簡単に確認できるから、イオシスはわざと残量を載せていないように思われても仕方ないよな…
イオシスでバッテリー残量を公開していない理由
恐らく、在庫管理上の問題からバッテリー残量を公開していないのだと思われます。
ちょっと細かい話になるので、興味がない人は読み飛ばしてください!
例えば、
- 残量が100%のiPhone 13
- 残量が80%のiPhone 13
- 残量が50%のiPhone 13
の3台のiPhone 13があったとします。
イオシスのように、電池残量を表示しなければ、iPhone 13の販売ページが1つあれば十分ですよね。
しかし、電池残量を表示する場合は個別商品の販売ページを作る必要があるので、3つの販売ページが必要になり、管理が煩雑になります。
実際、電池残量を公開している「にこスマ」では、商品1つ1つの販売ページが個別に用意されています。
これは、あくまでも筆者の想像なので、事実とは異なるかもしれません!
確かに商品の管理が煩雑にはなりますが、ユーザービリティを考えて是非ともバッテリー残量を公開してほしいものです。
イオシスの商品ランクはバッテリー状態とは関係がない
またイオシスでは中古スマホをA~Cの3段階にランク分けしています。
しかし、このランク分けはあくまでもスマホの外観を基準に行っており、バッテリー残量については判断基準に組み込まれていません。
そのため理論上、Aランクの商品なのに、バッテリー残量が少ないという可能性も考えられます。
もっとも、未使用品については文字通り未使用なので、バッテリーはほとんど劣化していません。
バッテリーが劣化したスマホを避けたいなら、未使用品を購入するのがよいでしょう。
対策・回避方法
以上確認してきた通り、イオシスでバッテリー残量を確認する方法はありません。
その点を踏まえて、バッテリーが劣化したスマホの購入を回避する方法を解説します。
1. 未使用品を購入する
イオシスでは未使用品のスマホも販売されています。
中古スマホなのに未使用ってどういうこと?
様々な理由から、まだ使われていないスマホが中古スマホの未使用品として販売されることがあります。
未使用の中古スマホが誕生する理由などについては、こちらの記事で分かりやすく解説しています。
未使用品は実質的に新品と同様ですから、バッテリーが劣化する余地がありません。
そのため、未使用品を購入すればバッテリーが劣化した商品を避けることが出来ます。
2. にこスマなどのバッテリー残量が記載されているサービスを利用する
イオシス以外の中古スマホ販売サービスでは、バッテリー残量が明記されているものもあります。
例えば、伊藤忠の子会社である「にこスマ」ではiPhoneのバッテリー残量が明記されています。
バッテリー残量が確認したいけど、未使用品は高くて手が出ないな…
と考える方は、他サービスを使うことも有力な選択肢になります。
まとめ
以上、イオシスではバッテリーの容量が公開されていないことについて確認してきました。
個人的には、極端にバッテリーが劣化していない以上、多少の劣化は許容範囲ですし、その分大幅に安く購入できるので、あまり気にしていません。
皆さんも、ぜひ積極的に中古スマホにトライしてみてください!
コメント