2022年9月にiPhoneの最新機種であるiPhone 14シリーズが発売されました。
前機種であるiPhone 13のマイナーアップデートに留まるにも関わらず、円安の影響等もあり、価格は上昇しています。
本記事では、大幅に安く買える中古iPhoneから、用途別にオススメの機種を厳選して、ご紹介しています。
ぜひご自身の目的に合った中古iPhoneを選んでみてください!
中古iPhoneの選び方
中古iPhoneを選ぶ際に必要なのは、
- iPhoneを使ってやりたいこと
- 予算
をはっきりとさせることです。
例えば、iPhoneを使ってLINEやメールしかしないのであれば、古めの機種でも必要十分です。
一方で、
- 高画質な写真を撮りたいと思っている
- 重めの3Dゲームをやりたいと思っている
といった場合、比較的新しめのiPhoneを選ぶ必要があります。

まずは、中古iPhoneで何をしたいか明確にすることが大事なんだね!
一方で、予算と相談することも大切です。
例えば、iPhone 13の中古品は、最安でも8万円以上します。
そのため、予算内で、やりたいことが最も実現できるiPhoneを選ぶことが大切になります。
なお、価格とiPhoneでできることの対応はおおよそこちらの表のようになっています。
価格帯 | 特徴 |
---|---|
~5,000円 | 低スペックかつ、発売から長い時間が経った中古スマホがメイン。 OSのアップデートが打ち切られていることも多く、メイン使いには向かない。 >>【格安】5000円以下で買えるおすすめ中古スマホ |
5,000円~2万円 | 発売からそれなりに時期がたった、比較的低スペックな中古スマホが購入できる。 LINEやwebブラウジング(インターネット閲覧)といった簡単な作業であればこなせるが、ゲームをするなどといった重い作業はできない。 >>【2万円以下】オススメの中古スマホを4つ厳選! |
2万円~5万円 | 機種をきちんと選べば、それなりに重い作業でもできる。しかし、3Dゲームや動画編集といったガッツリとした作業には向かない。 |
5万円~8万円 | 新品の現行スマホの未使用品を購入することができる。(例:Pixel 7a) スペック的に不足を感じる人はほとんどいなくなる。最もオススメできる価格帯。 |
8万円~ | 相当スペックの高い中古スマホを購入できる。 一般的にここまで高い中古スマホを購入する必要はないが、新しいiPhoneやGalaxyといったハイスペックのスマホがどうしても欲しい人向けの価格帯。 |



そう言われても、どのiPhoneを選べば良いのか全然分からないよ!



この記事で、予算別におすすめのiPhoneを丁寧に解説していくよ!
中古iPhoneはどこで買うのがオススメ?
中古iPhoneは、中古iPhone専門店で購入するのが最もおすすめです。
中古iPhoneを買うのにおすすめの場所について、こちらの記事で詳しく解説しています。


中古iPhone専門店の中で、特に中古スマホを買うのにオススメの店は
- イオシス
- にこスマ
- ハピネスネット
です。
理由としては、どのサイトもとにかく安く、かつ保証が充実している点が挙げられます。
イオシス・にこスマの詳細については下の記事をご覧ください。


ハピネスネットについては、こちらの記事で詳細にレビューをしています。


これらのサイトの主な傾向としては、
- イオシスは比較的安いが、iPhoneのバッテリーの劣化度合いを確認できない
- にこスマは比較的高いが、バッテリーの劣化度合いをはじめ、iPhoneの情報を詳しく知ることができる
- ハピネスネットは、安さに強みがある
という特徴があります。
中古iPhoneはすぐに売れてしまうため、価格変動が激しいです。
本記事に記載している価格はあくまでも目安であることにご留意し、リンク先でご自身で価格をご確認ください。
また、安い中古iPhoneを見つけたら、売り切れる前に急いで購入することをオススメします。
また本サイトでは、中古iPhoneの最安値の最新情報を
- 機種
- 状態(キズ等)
- 価格
から絞って検索できる、非常に便利なサービスを提供しています。
合わせてご活用ください!
ここからは、おすすめの中古iPhoneの機種についてご紹介していきます!
【迷ったらこれ】コスパ抜群、高性能【iPhone SE 第3世代】


中古iPhoneでどれを買うか迷った場合、iPhone SE(第3世代)を選んでおけば、失敗することはないでしょう。
そもそもiPhone SEシリーズは、iPhoneの廉価版として発売されているシリーズで、デザインはiPhone 8などといった、小型のiPhoneを踏襲しています。
そのため、iPhone 14などとは異なり、指紋認証付きのホームボタンを搭載しています。


iPhone SE(第3世代)は「A15 Bionic」と呼ばれるSoC(スマホの脳みそにあたる部分)を搭載していますが、これは最新のiPhone 14と同じものです。
そのため、動作はキビキビしており、非常にパワフルなスマホとなっています。
中古iPhone SE(第3世代)のメリット・デメリット
- 最新機種と同一のA15チップを搭載
- 軽量かつ小型なので、手の小さい人にも使いやすい
- ホームボタンを搭載しており、指紋認証を利用できる
- iPhone SE(第2世代)に比べて、カメラ品質向上&5G対応
- 画面がやや小さく、SEシリーズに慣れていないと違和感があるかも
- 中古スマホにしては、やや割高かも
iPhone SE(第3世代)の中古価格
iPhone SE(第3世代)は2023年現在、Apple公式から継続して発売されています。
Apple公式価格は、表の通りです。
容量 | 価格 |
---|---|
64GB | 62,800円 |
128GB | 69,800円 |
256GB | 84,800円 |
にこスマでは、まだiPhone SE 第3世代の取り扱いはありません。
iPhone SE(第3世代)を安く買う方法については、こちらの記事でより詳しく解説しているので、あわせてご覧ください!
を-安く購入する方法-300x158.png)
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とにかく価格の安い小型端末が欲しい!【iPhone SE2】


iPhone SE(第2世代)は、中古iPhoneで最も人気のある端末の1つです。
今どきのiPhoneは縦長のシルエットですが、iPhone SEシリーズは昔ながらのスマホの形を保っています。
具体的には、2017年発売のiPhone 8とほぼ同一のフォルムとなっています。
外観はやや古風なデザインですが、指紋認証が未だに搭載されている唯一のシリーズで、処理能力も現行機種にそれほど劣らないパワフルさを兼ね備えており、非常に根強い人気を誇る端末です。



中古のiPhoneを買おうと思ったら、まず筆頭に挙がる良端末です。
中古iPhone SE(第2世代)のメリット・デメリット
- 比較的新しいSoCであるA13チップを搭載
- 軽量かつ小型なので、手の小さい人にも使いやすい
- 指紋認証を利用できる
- おサイフケータイ(モバイルSuicaなど)を利用できる
- 5Gに非対応
- iPhone SE(第3世代)よりはカメラの機能が低い
iPhone SE(第2世代)はまだ現役?
iPhone SE(第2世代)は非常にコスパに優れた端末ですが、人によってはスペックが物足りないと感じるかもしれません。
具体的には、重い作業をしたり、外出先でゴリゴリiPhoneを使用したりする人にはあまり向いていない可能性があります。
iPhone SE(第2世代)がまだ現役で使えるか、いつまで使えるかが気になる人は、こちらの記事も合わせてご覧ください。
はいつまで使える?-300x158.png)
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iPhone SE(第2世代)の中古価格
iPhone SE(第2世代)は、2022年3月に後継機種であるiPhone SE(第3世代)が発売されたことで、Apple公式では発売が停止しています。
ちなみに、公式発売時の定価は以下の通りです。
容量 | 税込価格 |
---|---|
64GB | 49,280円 |
128GB | 54,780円 |
256GB | 66,880円 |
中古サイトでの販売価格も合わせて解説します。
容量 | イオシス | にこスマ |
---|---|---|
64GB | 27,800円 | 33,500円 |
128GB | 30,800円 | 38,500円 |
ものによりますが、中古製品であれば定価の50~70%ほどの価格で買えることになります。
定価よりも割安なiPhoneが欲しい【iPhone XR】


iPhone XRは2018年に販売開始したスマートフォンです。2021年をもって新規発売は終了しています。
iPhoneは、6回のOSアップデートを受けることが多いので、前例に倣えばiPhone XRは2024年頃までメジャーアップデートを受けることが出来ます。
iPhone SEとは異なり、全面ディスプレイとなっているので、外見はより近代的となっています。
一方、4年前の端末というだけありA12という比較的古いSoCチップを搭載しているので、現行機種ほどの高い処理能力は期待できません。
しかし、重いゲームなどの高いスペックが要求されることをしないのであれば、コスパが非常に高くなると言えます。
中古iPhone XRのメリット・デメリット
- 定価のおよそ70%引きの価格で購入できる
- 重い作業をしないのであれば性能は必要十分
- おサイフケータイ(モバイルSuicaなど)にも対応
- 全面フルディスプレイなので、パッと見では最新機種との区別が簡単につかない
- 5Gに非対応
- 最新機種に比べるとスペック・カメラ性能が劣る
iPhone XRの中古価格
iPhone XRは現在Apple公式からは発売されていません。
公式発売時の定価は以下の通りです。
容量 | 税込価格 |
---|---|
64GB | 93,280円 |
128GB | 99,880円 |
中古サイトでの販売価格も合わせて解説します。
容量 | イオシス | にこスマ |
---|---|---|
64GB | 27,800円 | 32,500円 |
128GB | 33,800円 | 33,000円(Cグレード) |
iPhone XRの定価と比べると、およそ3分の1の価格で購入できるので大変オトクになっています。
マスクしながら顔認証を使いたい【iPhone 12】


iPhone 12は本記事で紹介しているiPhoneの中で最も新しい端末です。
そのため、最新機種であるiPhone 14と比べた時のスペック差は非常に小さくなっています。
具体的には、
- iPhone 12ではA14というSoCが搭載されているが、iPhone 14では1世代新しいA15が搭載。
- iPhone 14では暗所撮影や手ぶれ補正の強化など、カメラ性能で進化
といった差があります。
つまり、裏を返すと根本的な成長というのがこれといって見られないんですよね…



Appleは1年間隔という短いスパンで新機種を出すことを迫られているせいで、これといった新しい強みを打ち出せていない印象。
iPhone 12は
- マスクを着用しながらの顔認証(Face ID)
- たった1世代前のA14チップを搭載
- 十分優秀なカメラ
を搭載しており、価格を重視する人からすれば魅力的な選択肢です。
中古iPhone 12のメリット・デメリット
- 最新機種に全く引けを取らない高性能
- マスクをしながらFace ID(顔認証)を利用できる
- 5Gに対応
- おサイフケータイ(モバイルSuica等)に対応
- 使い終わったときに、買取価格が比較的高いと予想される
- 中古iPhoneにしては高価
iPhone 12の中古価格
iPhone 12は現在でもAppleから新品が販売されています。
定価は以下の通りです。
容量 | 税込価格 |
---|---|
64GB | 92,800円 |
128GB | 99,800円 |
256GB | 114,800円 |
中古サイトでの販売価格も合わせて解説します。
容量 | イオシス | にこスマ |
---|---|---|
64GB | 62,800円 | 77,000円 |
128GB | 69,800円 | 84,000円 |
256GB | 82,800円 | ― |
iPhone 12の定価と比べると、最大30%引きほどで購入できます。
割引額は他のiPhoneに比べると小さいですが、時間が経っても値下がり幅が小さいということは、使い終わった時のリセールバリュー(売却価格)も高いということなので、実質的にはそれほど割高ではないと言えそうです。
高くても高性能なiPhoneが欲しい【iPhone 13】


iPhone 13シリーズは2021年9月に発売されました。
その中でも、無印のiPhone 13(他にはiPhone 13 miniやiPhone 13 Proがあります)は、最も基本的なモデルです。
デザインはiPhone 12を継承しており、ほとんど変化はありません。
しかし、ノッチ(液晶画面上部の黒い切り欠きのこと)が20%小さくなり、表示領域がやや広くなりました。
また、SoC(スマホの脳みそ)がA15 Bionicに進化し、特にGPU性能が向上しています。


そのほかにも、シネマティックモードに新たに対応し、被写体の状況に合わせ、フォーカスを適切に調節してくれるようになりました。
それにより、まるで映画のような映像が撮影できます。
中古iPhone 13のメリット・デメリット
- iPhoneの中で、最もハイスペックな端末の一つ
- iPhoneとしての弱点が特に存在しない
- 使い終わったときに、買取価格が高い
- 中古iPhoneにしては高価
- 5Gに対応しているが、ミリ波には非対応
iPhone 13の中古価格
iPhone 13はAppleから新品が販売されています。
定価は以下の通りです。
容量 | 税込価格 |
---|---|
128GB | 107,800円 |
256GB | 122,800円 |
512GB | 152,800円 |



新しい機種ということもあって、相当高いですね…
中古iPhoneを取り扱っているサイトでの販売価格をご紹介します。
容量 | イオシス | にこスマ |
---|---|---|
128GB | 89,800円 | 95,000円 |
256GB | 97,800円 | 108,200円 |
512GB | 144,800円 | 116,300円 |
このように、Apple公式で購入するよりも、最大で2万円以上iPhone 13を安く購入することが可能です。
注意!おすすめできません【iPhone 8】


iPhone 8は2017年9月に発売されました。
近年では、中古スマホランキングを席巻し続け、「中古iPhoneといえばiPhone 8」と言われていました。


iPhone 8はランキング上位につけている
しかし、iPhone 8はもうおすすめしません。
というのも、iPhone 8は最新OSである「iOS 17」のバージョンアップの対象外となったためです。



OSのアップデート対象外になると、どんなデメリットがあるの?



iOSに提供される新しい機能を、今後受け取ることができなくなります!
なお、セキュリティーのためのアップデートは、iOSのアップデートとは別に提供されるため、すぐにiPhone 8にセキュリティー上の問題が発生するわけではありません。
しかし、今後も使い続けることを考えると、iPhone 8は必ずしもおすすめできる機種でなくなってしまったのは事実です。



iPhone 8がだめだったら、どの機種を選べば良いの?



iPhone SE(第2世代)が有力な代替候補になります。
iPhone SE(第2世代)は、iPhone 8より2世代新しいSoC(スマホの脳みそにあたる部分)を搭載しており、スペックが向上しています。
加えて、デザインはiPhone 8と大きくは異ならないため、iPhone 8のようなホームボタンを搭載したデザインが好みの方にも人気です。
そして何よりも、iPhone 8とiPhone SE(第2世代)の価格差は5,000円程度です。
そのため、今後使うことや、日々の快適な操作などを考えると、iPhone SE(第2世代)を購入するのが得策でしょう。
オススメの中古iPhoneまとめ
以上、オススメのiPhoneを厳選してご紹介しました。
万人におすすめできる中古iPhoneは、iPhone SE 第3世代です。
一方で価格を抑えたい方には、iPhone SE 第2世代や、iPhone XRなどが割安でおすすめです。
価格が高いiPhoneを、安く買いたいという方には、iPhone 12、iPhone 13といった新しめの機種がおすすめとなっています。
本記事を参考に、自分の目的に合致したiPhoneを選んでみてください!
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